いしみがき。

未来の大スター候補生を見守る。そんな人が書くブログ。

6/25.26.27 玉野F2(日本トーター賞)

点数勝負状況については、明日分で載せるとして各トーナメントのポイントを。

 

■A級1.2班戦

<中部>谷田泰平・小堺浩二と主戦法が捲り。そこに鮒田博文がつけるが…。自力型の戦法からすると人気落ちになった時に…。穴としてなら前回地元戦とはいえ苦しい展開から伸びてきた板橋常晶を2.3着に絡ませたところ。

<近畿>山本巨樹・菱田浩二・丹波孝佑と自力が豊富。そこにS級経験ある澤田光浩・北川智博・中井護(欠場明け)・武田哲二が追う。ただ自力3車は決して好調とはいえない前場所だったのでまずは初日の気配を見たい。山本巨樹は自力だけじゃなく捌きもできるので注意。ラインの厚みは近畿かな。

中四国>山本奨・松本卓也の自力と吉本哲郎・山原利秀・住村実が連携する。直前四日市優勝でいい流れで地元戦登場の山本奨ですが決して好調とは思えなかったのが四日市。まずは初戦の気配でしょうか。今回の岡山勢は気が入りすぎなければよいのですが。特に日浅保幸は。その理由は後半に書くこととする。穴としてなら脇田良雄が四日市2日目は良かったので同格戦を条件に。

<九州>山口幸太郎・安谷屋将志・市橋司優人に高木和仁、廣川泰昭、宮路智裕が連携ですが…。山口幸太郎は前場所の気配は良くV争いに。市橋司優人は先行に目覚めたかのような近歴。デビュー戦が佐世保だったので現地で見ていたのだけど、単騎・大捲りで優勝。その時に敗れたのが永田秀佑。北九の若手らしいタイプになるかと思ったが、いい方向に進んでいるようだ。さて…高木和仁。今期は高得点で来期S級復帰も、点数通りには扱えない理由が…。あえて言及はしませんが、ここ数場所のレース振りを見て頂けたら理解して頂けると思っている。そんな高木和仁より狙いたいのは「廣川泰昭」。前回熊本2勝は目標不発から4番手切替伸びてのもの。狙うなら3日間単でもよいかも。予選クラスだが、決め手は本来ある熊本両者(宮路智裕、廣田一成)は侮れない。2班では仕事人・森山昌昭と大穴男・堀検正が注意かな。

 

【注目選手】廣川泰昭、市橋司優人、小堺浩二、山口幸太郎、脇田良雄、板橋常晶

 

■チャレンジ戦
V争いの前に…今開催は輪史に残る名レーサー「本田晴美」さんのラストランとなる。個人的には小倉を走っている久冨武に補充で来てもらいたい。500勝決めた時に連携したのも、その時に同乗して捲り不発だったのが1.2班戦に登場する安谷屋将志です。最終日には多数の人が玉野で本田さんのレースを見るだろう。管理内は特別競輪より凄いことになるのでは?管理エリア外のスタンドにもOBの方々が多数集結するものだと思っています。どんな番組を初日から組むか今から楽しみである。

 

シリーズとしては、素質だけならS1上位の岡崎景介がここに来て急上々。小倉ミッドナイトVに前場所岐阜準V。結果もだけど内容も素晴らしくまさかBK数を20超えているとは…。調子戻すためには自力型は長い距離を踏んでこそ良くなるものというのがわたしの持論ですが、岡崎景介はカマシ捲りが得意なのにこの数字なので評価を。ここを破るとすれば地元の川本琢也…ではなく、松田直也。デビューしてすぐの街道練習中の事故で頭蓋骨骨折、脳挫傷、腰椎骨折。復帰後もよくなれば落車で、今期はチャレンジ、捲り主戦ながらも好結果を残している前場所の佐世保は準決・決勝で川本琢也を捲ったが後ろが離れてしまうという不運はあったが粘り込めている。復調した岡崎景介をどう攻略するか。その後に川本琢也。松田直也には小倉のリベンジを…でしょうが地元戦+本田さんの孫弟子というのもあって、気合が空回りしなければ…。徳吉正治はマーク戦よりかは自力戦の方が合う。安定感ある中畑利英は3連対にだけど目標が近畿にしては非力なメンバーなのでどうか。岡崎・松田・川本の自力は強力すぎるので後ろが離れるのを前提に買うのを推奨します。ド期末なので真の意味での点数勝負の方については明日…。

 

【注目選手】岡崎景介、松田直也、川本琢也、徳吉正治