9/23 松戸オールスター(最終日)1R
同地区で競りです。10点違うから前回せってことなんでしょうかね…
103点まで落ちましたが、足場不在ならジカで勝負する生粋のマーク屋。現在日本一の競り横綱と言っていい小野俊之。目標あれば身体・頭部・肘を使い別線の捲りを止めて前を残す(抜けない時もありますが)。直前の岐阜記念3日目がまさにそうでした。この人にジカで勝負をしたのは佐藤悦夫(豊橋記念で北津留翼の番手)くらいですが、結果は当然小野俊之で競り勝ちました。競り勝ったというより競りになっていませんでしたけどね…。
113点まで上がった園田匠。足場ない時にこの人が何をやってきたのか、競りはしません。切れ目から脚溜めて混戦待ちの追込勝負。人の後ろを回れば、残す気はあるの?と思うような追込。
点数だけで表せないものってありますね。日頃のレーススタイルから判断すれば、足場ないときに切れ目回っているのに、点数持ち始めたからってハコをなんで主張するのか?と思うのが自然ではないだろうか。
小野俊之…といえば、この話をしておこう。
かなり昔の話になりますが、2009年5月の一宮記念最終日、田中誠の番手を7~8点差あるのに大塚健一郎と競った中谷渉(引退)。中谷渉は引く理由はないですもんね同じ久留米同士ですから。2011年1月の和歌山記念最終日で同じ田中誠の番手を中谷渉が回れそうでしたが、同じレースに小野俊之がいました。今でも覚えているよ中谷渉の前日コメント。「小野はやってきたことが違うし3番手でいいです」ですからね。
大塚健一郎とは競ったけど、小野俊之なら折り合った。この差はなんだろうかと考えたら、何年も競輪見てきている人ならわかるでしょう。
競輪は人生の縮図とよく言ったもので、日々の積み重ねって大事なんだよというのをあと2時間半後に見せてくれるのではないだろうか。